残念ながらエンコーダソフトがWindows版しかないため、WMAデータの作成はWindows上でしか出来ません。
WMAファイルを作る場合も、やはりあらかじめ音声をコンピューターに取り込む作業(サンプリング)が必要です。 サンプリングの作業はRealMediaファイルを作る手順と全く同じですので、その項を参照してください。
サンプリングはうまく行って、コンピュータ内にWAVEファイルができたものとします。
WMAのデータを作るためには、専用のWindows Media Encoderというソフトが必要です。 このソフトは下記のMicrosoft社のウェブサイトから無料でダウンロードすることができます。執筆時点での最新バージョンは7で、Windows98、ME、2000に対応しています。
サンプリングした音声を圧縮した形式に変換する作業をエンコードと呼びます。
手順は次の通りです。
「実行するエンコードの種類」は「オーディオまたはビデオ ファイルを Windows Media ファイルに変換する」を選んでください。「次へ」をクリックして進みます。
「変換するファイル」に、先にサンプリングしたWAVEファイルの名前を入力します。
「作成するファイル」には、これから作るWMAファイルの名前を入力します。拡張子は.asfにしてください。
「ファイルの配布方法」は「Web サーバーからストリーム配信する」を選んでください。
「入力デバイスを構成する」は無視して構いません。
プロファイルを選択する画面ではオーディオ系のプロファイルで、音質などの条件で目的に合う物を選んでください。
次の画面では、題名・作成者などのファイルの内容を説明する情報を書込んでください。
「配布方法を選択する」は「ファイルにエンコードする」を選んでください。
内容を確認したら、「完了」をクリックしてください。
出来上がった拡張子が.asfのWMAファイルをクリックして、正しく再生されるかどうか確かめてみましょう。このソフトには非常に詳しい日本語のヘルプが付いているので、エンコードをする前にヘルプをよく読んでください。
RealMediaファイルの場合と同じく、WMAファイルにもメタファイルがあります。 それがWindows Mediaメタファイル(ASXファイル:拡張子.asx)と呼ばれるファイルです。 RealMediaメタファイルとの違いは、Windows MediaメタファイルはHTMLによく似たXML(eXtensible Markup Language)という一種の言語で書かれていることです。
Windows Mediaメタファイルも、ストリーム再生(ダウンロードしながら再生すること)を実現するためのファイルです。 次のような書き方が一番基本的な形になります。
<ASX version="3.0">
<Entry>
<ref HREF="再生したいWMAファイル名"/>
</Entry>
</ASX>
書き方は少々ややこしいですが、ただファイルを再生するだけなら、基本の形からファイル名を書き換えるだけで出来ます。
例えば、guitar.asfというファイルを http://www.yourserver.ne.jp/user/guitar.asf と言うアドレスに置き、それを再生するためのメタファイルは guitar.asx と言う名前にする場合、メモ帳や秀丸エディタなどのテキストエディタで "guitar.asx" と言う名前のファイルを新しく作って、次のような内容を書きます。
<ASX version="3.0">
<Entry>
<ref HREF="http://www.yourserver.ne.jp/user/guitar.asf"/>
</Entry>
</ASX>
一つのメタファイルで複数のWMAファイルを再生したい場合は次のようになります。例えば、1.asf、2.asf、3.asfの3ファイルを連続して再生させるためのメタファイルは、
<ASX version="3.0">
<Entry>
<ref HREF="http://www.yourserver.ne.jp/user/1.asf"/>
</Entry>
<Entry>
<ref HREF="http://www.yourserver.ne.jp/user/2.asf"/>
</Entry>
<Entry>
<ref HREF="http://www.yourserver.ne.jp/user/3.asf"/>
</Entry>
</ASX>
となります。
Windows Mediaメタファイルには、他にもたくさんの機能がありますが、複雑になるので初心者には難しいと思います。詳しく知りたい方はMicrosoft社のウェブサイトにある開発者のためのWorkshopページを参照してください。
ファイルが準備できたら、それを再生するためのHTMLを書きましょう。
エンコーダを終了させて、メモ帳などのテキストエディタか、普段使っているホームページ作成ソフトを用意してください。
RealMediaの場合と同じように、WMAファイル(.asf)またはWindows Mediaメタファイル(.asx)にリンクを貼ると、それをクリックすればMedia Playerが起動してファイルを再生します。
***の部分は忘れずに自分が使うファイル名に書き換えてください。
HTMLが書けたら、ブラウザで開いてみましょう。 メタファイルを使っている場合は、HTMLファイル、WMAファイル、メタファイルの全てをサーバーに送ってからではないとうまく再生されないので注意してください。
WMAファイルを送る場合も、必ずFTPソフトでバイナリモード(Raw dataモードと書いている場合もあります)を指定してください。 アスキーモード(テキストモード)で送ると、データが壊れて再生できません。
ファイルをきちんと転送したのに再生されない場合は、まずお使いのプロバイダにWMAのデータを再生させたいがうまく行かない、と問い合わせてください。 大抵のプロバイダでは使えるように設定してくれますが、まれに使用を禁止しているプロバイダもあります。 自分で設定するよう指示された場合は、当サイトのFAQの「サーバー設定」を参照して設定してください。
last updated February 13, 2001.
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